電気のお役立ち情報
電気の豆知識
電線編
キャブタイヤケーブル
600ボルト以下の移動電線として、屋内や屋外で手荒な使い方をする場所や水気のある場所で利用され、3種・4種のものは可燃性の粉じんやガス・蒸気危険場所にも使用できます。 ただし、ビニル被覆のものは、高温となる場所で使用することはできません。
1種および2種ゴム絶縁キャブタイヤケーブル 記号:1CT,2CT
2種ゴム絶縁クロロプレンキャブタイヤケーブル 記号:2RNCT

- ゴムキャブタイヤケーブルは、2種の方が1種よりゴムの品質がよい。
- 1種ゴムキャブタイヤケーブルの線心数は、14平方ミリメートルまでは1~4心あるが、22平方ミリメートル以上は単心のみ。
- クロロプレンキャブタイヤケーブルは各太さとも1~4心がある。
- ※ゴムキャブタイヤケーブルの場合はキャブタイヤゴム、クロロプ レンキャブタイヤケーブルの場合はクロロプレンゴム
3種ゴム絶縁キャブタイヤケーブル 記号:3CT
3種ゴムクロロプレンキャブタイヤケーブル 記号:3RNCT(N)
3種ゴムクロロプレンキャブタイヤケーブル 記号:3RNCT(R)

- 外装がキャブタイヤゴムのものが3種ゴム絶縁キャブタイヤケーブル。外装がクロロプレンゴムのものがクロロプレンキャブタイヤケーブル。
- 3種ゴム絶縁キャブタイヤケーブルと3種乙クロロプレンキャブタイヤケーブルは、補強層の下が天然ゴム。
ビニル絶縁ビニルキャブタイヤケーブル 記号:VCT

- ゴムキャブタイヤケーブルの1種および2種に相当する。
- 線心数は、1~4心ビニルコードに似ているが、線心の被覆、外装ともにコードよりも厚い。