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電気の豆知識

電線編

コード類の許容電流

大切なことは、使用する電気器具の消費電力を確認し、余裕をもった電流容量のものを使用することです。また、電熱機器などには、耐熱性のあるものを選びましょう。
なお、下表の許容電流は、普通の状態で使用する場合のもので、コードリールなどに巻いたまま使用する場合は、熱の放散が十分に行われていないので、この値より小さくなります。ご使用の際は、製品に記載された注意事項をよく確認するようにしましょう。

コードおよびキャブタイヤケーブルの許容電流(単位:A)

太さ
(公称断面積)
(mm2 )
線心の構成
(本数/直径)
(mm)
コード キャブタイヤケーブル
ビニル
(耐熱ビニルを
除く)・
天然ゴム
耐熱ビニル・
クロロプレン
ゴム
ビニル(耐熱ビニルを除く)
・天然ゴム
2心 3心
0.75 30/0.18 7 8 12 10
1.25 50/0.18 12 14 16 14
2 37/0.26 17 20 22 19
3.5 45/0.32 23 28 32 28
5.5 70/0.32 35 42 41 36
8 50/0.45 - - 51 44
14 88/0.45 - - 71 62
22 7/20/0.45 - - 95 83
30 7/27/0.45 - - 110 98
38 7/34/0.45 - - 130 110
50 19/16/0.45 - - 150 125
60 19/20/0.45 - - 170 150

備考

中性線、接地線及び制御回路用電線は、心線数に数えない。
(三相3線式の金属フレームに接続する4心のキャブタイヤケーブルのうち1心を金属フレームの接地線に使用する場合は、3心に対する許容電流を適用するなど)