今でもそうですが、自分と同世代でも、技術的な面で圧倒的に詳しい人が多くて驚きました。
年次点検にしても、前の職場では年１回の実施だったのが、協会では１日で４～５軒、実施する場合もあります。得られる経験値が違うな、と感じています。
最初は分からないことばかりでしたが、職場の仲間から話しかけてくれて、本当に嬉しかったですね。入社後一年間は検査員補（点検の補助業務）をやりましたが、その時に同世代の仲間と良い人間関係を築けたことが、今の財産になっています。

最初にお客さまを受け持った時は、一人で事故を起こしてしまったらどうしよう、と不安でした。でも、先輩方の携帯電話番号を教えていただき、分からないことはその都度聞いて、何とかしのぎました（笑）。
お客さま対応でも難しさを感じることが多々ありますが、上司や先輩がいつもフォローしてくれ、助かっています。時にはしつこいくらい質問しているかもしれませんが、そんな時でも嫌な顔一つせずに教えてくれるんですよね。技術的な面だけでなく、そういう面でも早く追いつきたいです。

繰り返しになりますが、同世代で継電器試験や遮断器操作等々、どんな設備でもこなせる人がいるんですね。スペシャリスト揃いの中で自分も磨かれますし、電気保安を極めるには本当に良い職場です。
そんな環境で、自分も技術者として成長できているな、と感じています。協会に入社して良かったです。「与えられた仕事は何でもこなせる検査員」に、自分も早くなるのが当面の目標です。