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小学生が動力(200V)用CVケーブルに触れ感電負傷

被災者の小学生が小学校の構内で友人とボールで遊んでいたところ、ボールが構内の建物の屋根に上がってしまったため、被災者がボールを取ろうと構内の関連施設に登った際に絶縁被覆が劣化した状態の動力用CVケーブルに接触し感電した例です。

CVケーブルの絶縁被覆として使用されている架橋ポリエチレンは紫外線等に弱いことから、紫外線に強く耐候性のあるテープ等で被覆をする対策が推奨されています。
この事故ではこのような対策が施されていなかった可能性が高く、露出部分の絶縁体が劣化してもろくなっており、絶縁性能が低下していました。
事故当日、被災者は通常登るべき場所ではない屋根へ無理によじ登り、電線の露出部分に触れたため感電してしまったのです。

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