
当協会では、公益活動の一環として、電気安全出張相談所を開催して電気安全、電気使用合理化等の電気相談や「未来を育てる」をコンセプトに小学生・中学生・高校生を対象にした出前授業などのほかに、一般企業や諸団体からの要請を受け、協会職員を派遣して電気安全講習会を開催しています。
電気安全講習会は地域の皆さまを対象とした一般家庭向けの講習会から企業・団体向けの講習会など各種パターンを用意しております。
講習内容は基本的なパターンはありますが、内容や時間についてはそれぞれの状況により変えることも可能です。また、参加人員につきましては20人程度の少人数から公会堂などを使用した数百人規模の講習会も承っております。
講習会に必要なものは電源と映像を上映できる場所があれば開催できます。会場に関しては費用を含めてご用意いただきます。
尚、職員派遣に関する費用については無料ですが、開催場所は当協会の活動エリアとさせていただいております。
講習会の基本的パターンとご希望により開催可能な実施例を紹介いたします。
電気安全講習会「事故集」(企業・団体向け)

小田原ガス 玄関と協会車両
この事故例パターンはビルや工場など高圧で受電している設備をもつ企業の従業員などを対象とした講習会で主に事故例を中心に電気安全に関する講習内容となっています。
神奈川県小田原市の小田原ガス株式会社で開催された「電気工作物の保安と電気安全」と題する講習会です。会場には50人程度が参加して小田原ガスの会議室で開催され、女性職員も多数参加していました。

小田原ガス構内

小田原ガス社員による今講習会の説明
同社では「電気使用安全月間」の行事として平成16年より毎年、協会職員を講師として講習会を実施しています。当日は総務部担当の役員も参加され安全への取組み姿勢が窺えました。
過去の講習内容は「感電の基礎知識」・「建築現場における感電事故防止」・「突然の災害から身を守る」など事故例に関する講習が多く行われています。

パワーポイントで講習の準備をする当協会職員
講習内容に関しては講習依頼の各企業の特色や要望などにより、基本パターンをアレンジすることも可能です。今回も事故例を中心に過電流実験装置や短絡実験装置などを使用した講習会となりました。
パワーポイントと実験装置を活用して、電気事故例と電気安全について講習会を行いました。
講習会で使用したパワーポイント「電気安全講習会 -事故事例-」の抜粋
天井裏の工事で照明器具を延長コードと繋ぐ際に、誤接続で1相が露出した状態で感電して作業員が死亡した事故例を紹介しました。
コンセントプラグがコンセントのプレート盤に接触してアークが発生。
写真の黒く変色したところがアークに噴かれた跡です。
○パワーポイントによる講習風景

パワーポイントの内容を説明する当協会職員
パワーポイントの映像は延長コードの事故例
短絡実験装置によるアークの発生実験

アクリルケースの中のプラグから延びた電線を2~3本の銅線にして接触させてアークを発生させる実験装置です。

短絡実験装置
アークが発生
電線が破断した場合や短絡した場合にアークが発生します。電線を2~3本の銅線にして接触させた程度でもこのようなアークが発生する。
パワーポイントで見たコンセントのプレート盤のアーク痕に見られるように、実際の事故の場合は相当大きなアークの発生が予想される。
過電流実験装置による発火実験
電線が破断したと想定して2~3本に厳選した電線に電気器具の負荷をかけて発熱させてティッシュペーパーを発火させる実験装置です。

実験装置
電線部分の拡大写真、電線上のティッシュペーパー発火
以上のようにパワーポイントと実験装置を活用して、電気事故例と電気安全について講習を行いました。
電気安全講習会にはいろいろなケースを用意しており高圧で受電している設備をもつ企業のほかに、参加者の状況などに応じてアレンジすることも可能です。
電気安全講習会はビルや工場など高圧で受電している設備をもつ企業の従業員などを対象とした講習会で主に自家用電気工作物の保全や安全に関する内容の講習会となっています。
「電気工作物の保安と電気安全」と題した基本パターンのほかに次の3種類のパターンがあります。
概要は次のとおりです。
(1)使用設備をメインにした内容

(1)電気火災について、使用機器の誤使用や容量不適による火災例
(2)地震や雷などの自然災害への備え
(3)感電した場合の対応などについて
(2)省エネルギーをメインとした内容

(1)工場や事務所での効率的な省エネルギー方法
(2)電気料金の仕組みや実量制について
(3)ビルの省エネルギーや工場の省エネルギーについて
(4)家電製品別の省エネルギーなどについて
(3)電気関係法令をメインとした内容

(1)自家用電気工作物の概念
(2)電気工作物の保安体系や自主保安体制について
(3)保安規程などについて










