電気のお役立ち情報 活動事例

当協会におけるあらたな取組みや、電気安全教室などの活動事例をご紹介しております。

当協会の公益活動の一環として「未来を育てる」をテーマに、小学生、中学生、高校生を対象に各地で出前授業を行っております。
授業内容は、ホームページの「出前授業のご案内」で紹介している内容と基本的には同一ですが各校の要望を受けて、クラス編成や実習内容について一部変更して行うこともあります。

小学校向け「電気安全教室」開催レポート

茨城県鉾田市立鉾田小学校
茨城県鉾田市鉾田4986

今回の鉾田市立鉾田小学校では、講習は6年生の2クラス71人を一堂に会して実施。実習は2つの教室に分かれ、個人ではなく4~5人のグループ単位で行い、レモン電池と備長炭電池の2種類を実習時間45分のなかで作成しました。

校長先生との事前打合せ

茨城県では小学生の理数系の授業に力を入れており、広く地域の企業・団体などから必要な支援を受け入れて授業内容の充実を図っているそうです。当協会の出前授業もこのような状況で実現することができました。

講習内容

授業開始の挨拶

担任の先生の紹介を受けて協会職員が本日の授業内容を説明しました。
当協会が電気安全の仕事をしている団体であり、
皆さんの家庭を訪問して屋内配線の点検などを実施していることを説明しました。

講習「電気安全と省エネルギーの基本」

文部科学省選定の教材アニメ「電気安全おしえてエレちゃん」を上映して授業を開始しました。
教材アニメは電気安全と省エネルギーの2部構成で、全7話に分かれています。第2話のプラグ・コンセントの項で「コードを無理やり引っ張り抜くとコードの中の電線がだんだん切れて危険です」など、実生活に密接に関係した電気安全の知識を学びます。

「短絡実験装置」を利用した電線のショート実験

ビデオ上映後に「第2話のプラグ・コンセント」の危険性を実感するために「短絡実験装置」を利用した電線のショート実験を実施しました。
この実験装置は電線が破断した場合を想定した装置で、アクリルケースの中で電線がショートします。

上の写真で協会職員が持っているアクリルケースです。
プラグから伸びた電線を2~3本の銅線にして接触させると右の写真のようにアークが発生します。

ビデオ上映だけでなく、装置を利用して危険であることを体験することができるので児童の関心も高く危険であることの説明にも納得の様子でした。

実習内容

レモン電池の作成


理科室のグループ

今回は人数が多いので実習は理科室と実習室での2ヵ所で実施し、協会職員も二手に分かれて
講師4人が参加しました。
レモンは学校に準備して頂き、他の部材は協会で準備します。輪切りにしたレモンとレモン電池のキットをグループごとに配布して準備完了です。


実習室のグループ

【キット内容】
・銅板・・・・・4枚
・亜鉛板・・・・4枚
・ビニール線・・2本
・発光ダイオード・・1個
・輪ゴム・・・・・1本
キット以外に電子オルゴールもグループごとに
配布しました。

両グループとも同じ材料で進行のテンポも
揃えて実施しました。

銅板1枚、レモン1切れ、亜鉛板1枚を使ってレモン電池が1個完成します。通電して電子オルゴールを鳴らすことができました。しかし、レモン電池1個では電子オルゴールは小さな音でしか鳴りません。

残りの銅板(3枚)と亜鉛板(3枚)、レモン(3切れ)を使ってレモン電池が全部で4個作れます。
4個のレモン電池を直列つなぎにして電圧を上げると電子オルゴールの音量が上がりました。
発光ダイオードも点灯させることができました。

グループ員が協力して、レモン電池の直列つなぎで電子オルゴールの音量を上げました。

備長炭電池の作成

作り方の説明の後、キットの中からキッチンペーパーを取り出し講師が食塩水に浸して配布します。

【キット内容】
・備長炭・・・・・・1個
・ビニール線・・・・2本
・キッチンペーパー・・1枚
・アルミホイル・・・・1枚
・輪ゴム・・・・・・2本
・むぎ球・・・・・・1個
備長炭電池のキットは協会で準備します。
キット以外にモーターとプロペラをグループごとに配布しました。

備長炭にキッチンペーパーを巻いて、さらにその上からアルミホイルを巻きつけます。
この部分の接触が悪いと上手くプロペラを回転させることができません。

隣のグループの備長炭電池を直列につないで電圧を上げると、プロペラの回転数が増すのを確認しました。

以上で、講習45分、実習45分の出前授業が終了しました。
児童たちには、実習が面白い様子で、特に備長炭電池の直列繋ぎは上手に連結できずに苦労する場面も見られましたが、プロペラが勢いよく回転すると歓声が上がっていました。

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